LinuCレベル1合格体験記

はじめまして、あるぷぅです!

今日からtechブログを書いていきます。よろしくお願いします。

今回は僕が取得して役に立った資格「LinuC レベル1」についてです。

 

 

LinuC レベル1って?

LinuC レベル1はLinux技術者認定試験の略称で、Linuxサーバーの構築と運用に関する基本的な知識を学習できます。Linuxは地域ごとに人気なディストリビューションが違うので、多様性がさまざまです。そのためLinuCでは、日本の国内市場に適したLinuxの知識を得ることを可能としました。

この試験に合格するためには、5年以内に101試験と102試験を受験する必要があります。 LinuCレベル1の試験内容 LinuCレベル1には101試験と102試験があるので、それぞれの試験内容と個人的に難しかったポイントを紹介します。

101試験

101試験は5章の構成になっており、ほとんどの章がLinuxコマンドについての問題になっています。 Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用 ファイル・ディレクトリの操作と管理 GNUUnixのコマンド リポジトリとパッケージ管理 ハードウェア、ディスク、パーティションファイルシステム 私は仮想マシンファイルシステムが特に難しく感じました。仮想マシンではssh接続を行うのですが、そこでの認証方法についてがややこしくて覚えづらかったです。また、ファイルシステムでは見えないものを操作するので理解するのに一苦労しました。

102試験

102試験は6章での構成になっていますが、最後の章は10ページ程度しかないので実質101試験と同じか少し少ないくらいの量です。 シェル及びスクリプト ネットワークの基礎 システム管理 重要なシステムサービス セキュリティ オープンソースの文化 ネットワーク分野が複雑に感じ、理解するのに時間がかかりました。なじみのない二進数を触るので、多少時間がかかるかもしれません。

LinuCを受けるメリット

LinuCを受けるメリットはについて紹介しますので、参考にしてみてください。

  • 就職活動で評価されやすい
  • 仕事での話についていきやすい
  • 証明書がかっこいい
・就職活動で評価されやすい

最近はクラウドの普及によりLinuxを使用する機会が増えたので、さまざまな場面でLinuxの知識を使います。そのため、LinuCを持っていればLinuxサーバーを管理・運用できるエンジニアだと判断されるため、就職を有利に進めることができます。新卒であっても、資格を持っている学生はかなり少ないので、興味を持っていただける可能性がより上がります。

・仕事での話についていきやすい

Linuxの知識はssh接続やサーバー、インフラ構築など多くのシーンで必須のスキルとなっています。そのためLinuxについての知識があると、指示についての理解が早くなり、いち早く活躍できるようになるでしょう。

・証明書がかっこいい

資格を取得した際には、数週間後に合格証明書と証明カードが郵送されてきます。配色がかっこよく、財布の中に忍ばせておけば自信の向上につながります。もしLinuxに関して困ったことがあれば、カードをみて勉強した日々を思い出しましょう。

Linucレベル1の勉強方法

おすすめの参考書・サイト

  • 最短突破 LinuCレベル1 バージョン10.0 合格教本[101試験, 102試験対応]
  • Ping-T
  • Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応

私は101試験で1、2を102試験では1、3を使って学習しました。

合格教本はハンズオンで学習ができるので頭に残りやすく、非常に使いやすい印象でした。

101試験編

101試験は1ヶ月で取得できます。最初の2週間はひたすらに合格教本を読みこんでいました。

最初の2週間

章末問題や模擬試験を解かずに、理論やコマンド、オプションをインプットしていきます。量が膨大なので最初のうちは頭がパンパンになりますが、ノートやドキュメントにメモをとり情報を整理しながら、覚えていきましょう。その後、コマンドを見て何に使うものか覚えてきた頃にPing-Tを始めました。

3週目

まず、Ping-Tでは選択問題を全て解きます。その後、ミスをしている問題をひたすらに解き、ミス判定になっている問題がなくなった後はPing-T内の模擬試験を一度解きました。そこで自分の苦手な分野を見分け、記憶の定着に努めます。また、Linucレベル1では記述問題もあるのでPing-Tにて記述用の問題も解きました。

4週目

ひたすらにPing-Tの模擬試験を解きます。正解率が90%以上の試験が安定してくれば、実際の試験もほぼ合格です。そこを目指して解き続けましょう。合格教本の模擬試験も一度解いておくと、新鮮な問題で新しい発見もあるかもしれません。

当日

僕は朝が苦手なので、夕方に予約して試験を受けました。家を出る前に一度Ping-Tで模擬試験を解いて自信をつけてから、向かいました。テストセンターで書く書類は間違えないように気をつけましょう!

102試験編

102試験は3週間で合格できます。Ping-Tの問題集で得た知識を活用できるはずです!

1週目

まずは合格教本を読みこみます。1周目はわからなくてもどんどん進みましょう。回数を重ねるごとにわかってきます。

2週目

ネットワークに関する分野の理解が深刻だったので、新しくスピードマスター問題集を購入しました。非常にわかりやすく、スラスラ進められました。スピードマスター問題集でわからなかったものは合格教本で詳しく調べていけば大丈夫です。

3週目

ひたすらにスピードマスター問題集とそれぞれの本の模擬試験を解いていきます。スピードマスター問題集は解説が大切なので、説明できるくらい理解した方が試験合格後も役に立ちます。

当日

ゆったりした気持ちでいきましょう。101試験よりも覚えることは少ないはずです。落ち着いて問題を解いてください!

最後に

以上が私のLinuCレベル1合格体験記でした。この資格のおかげでサーバーに興味が出てきたので、これからレベル2も受験予定です。皆さんもぜひ受験してみてください!